2017年12月4日月曜日

匣鉢(こうばち)



匣鉢(こうばち)は、陶磁器を焼くときに火炎その他から保護し、影響を受けないようにするための用いられる耐火性の容器で窯道具の1つ。さや、えんごろ、ぼし、などとも言われています。窯詰の時に、陶磁器を中に納め、これを積み上げます。
円形や正方形や長方形があり、耐火材料で作られています。
中国では少なくとも宋以来(960年~1279年)使用され、鎌倉時代(1185年~1333年)の陶租・藤四郎は南中国の匣鉢を瀬戸に伝えたとか。
 登り窯等で幾度となく使用され匣鉢は、ても味わい深い雰囲気を醸しています。

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