2018年4月23日月曜日

御深井釉(おふけゆう)

御深井焼(おふけやき)とは、灰釉に長石を加えて透明度を高めた釉薬で、
摺絵(すりえ)『模様を切り抜いた型紙を素地にあて呉須絵具などを付けた刷毛やたんぽん等で上から摺りつけて絵付けする技法』,  型打ち『素地を型にはめて成形する技法』,
  貼付文などの技法を用いた陶器類の呼称。
伝統的に「御深井」と呼称されるもののなかには灰釉と区別がつかないものも。

本来は、万治3年(1660年)に名古屋城内の御深井丸でそのような釉を施した陶器が焼かれ、それを「御深井焼」と呼んだのが由来。
(江戸時代は1603年~1868年・名古屋城は1612年完成)

天守閣の改築に伴い、注目が集まっている隅櫓の一つで西北隅櫓(せいほくすみやぐら)。戌亥櫓(いぬいやぐら)とも清州櫓ともいわれる重要文化財です。

2018年4月2日月曜日

『こて』『へら』

電動ろくろで湯呑や鉢、徳利や一輪挿しなどを作る時に使う道具達です。
作る作品に応じてお手製になる場合が多いのですが、使いまわしの効くものを取り上げてみました。
立湯呑系や椀物系、袋物系に便利な『こて』類。
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左側から2本は『牛べら』と呼ばれるもので、九州で多用されています。
右側の『円形のこて』は花瓶などを作成する時に内壁面に当てて使用したりもしますが、椀物にも使います。
右側から二~四番目は袋物を作る時に使う『棒ごて』
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此方は、『こて』を使用した後に使われる場合もある『へら』。
左側の二本はお皿用です。