2020年7月28日火曜日

珠洲焼


鎌倉時代から安土桃山時代「12世紀後半から15世紀末期)に石川県北部の珠洲市付近で生産された、中世を代表する須恵器の技法を受け継ぐ黒色の焼き締め陶器です。

鉄分の多い土を使い還元焼成(焼成中の窯の中で酸素が少ない状態)で黒くなります。
焼成中の窯の中で酸素が多い( 酸化焼成 )の時,土は赤い焼き色になります。

2020年7月15日水曜日

小暑・七夕

小暑・七夕
今年は中止になりましたが、ほおずき祭りや那智の火祭り、の頃です
梅雨の真っ最中、中々ドラマチックなカラスウリの花が咲いています。
成熟して赤い実を付けた姿は、陶磁器デザインにも良く描かれています。


2020年7月11日土曜日

色土のテストピ-ス

今日は、本焼成の窯出しでした。
H.Sさんの色見本(テストピ-ス)が窯から出てきました。
練り込み粘土を作る時などに自分好みの色にするため地味な作業ですがとても大事なことです。試験用の粘土や上釉薬の種類によっても発色が異なりますので、粘土や上釉薬の選択も重要になります。