ラベル #西安#秦の始皇帝#兵馬俑#秦始皇帝陵博物院#素焼き#青銅の馬車#青銅の武器##陶芸教室#名古屋市#中川区#高畑#豊常ビル の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2025年6月9日月曜日

兵馬俑

M・Tさん・ 世界文化遺産の兵馬俑・見学リポ-トです

先日、M・Tさんは、中国・陝西省西安市の東方(臨潼区秦陵北路)にある
秦始皇帝陵博物院(兵馬俑)を訪ねられました。
とても広い博物院で見学者も多かったそうです。

図録によりますと、
秦の兵馬俑は、秦の始皇帝(紀元前259年〜紀元前210年・日本の弥生時代頃)の陵墓に併設された、約8,000体の兵士、馬、戦車が並ぶ壮大な地下軍隊とあります。

1974年に偶然農夫の楊志発さんが自分の所有する果樹園で井戸を掘っている時に、
粘土でできた頭部を発見、のどかな果樹園の下に王朝の軍事力や高度な彫刻技術を示す素焼きの粘土で作られた等身大の兵士の俑(副葬品の人形)が数千体、馬の俑が数百体、その他にも青銅の馬車や武器が眠っていたそうです。

秦の始皇帝(嬴政)は、紀元前221年に中国を初めて統一し、皇帝として即位。
彼は中央集権的な統治を確立し、貨幣や文字、度量衡の統一を進める一方、万里の長城の建設や全国規模の道路網の整備など、大規模な事業を推し進めました。

始皇帝は功罪『焚書坑儒(書物の焼却と儒者の弾圧)』両面を持つ人物ながら、広い中国をはじめて統一した人物で中国史において極めて重要な存在とあります。
王朝はわずか数年で崩壊し、漢王朝へと移行しています。


図録表紙