鎌倉時代、天目山にある禅刹へ日本から多くの僧が留学し、
帰国に際して天目茶碗とともに招来されたようです。
天目台の各部分の名称
天目茶碗の載る部分を酸漿(ほおずき)、それを受ける幅の広い皿上の部分を羽、
へり・下部を土居・高台というそうです。
貴人台
貴人に茶を供する時や神前等へ茶を献じる(献茶・奉茶)に使う木地の台(貴人台)も
天目台と称するようです。
貴人とは、官位の高い人のことを言うようです。
現在、茶の湯では貴人と尊称する人は、皇族の方々の他に、
世の中のために功績があって勲位を授与された人達のことをいうようです。