茶葉の産地だった天目山一帯の寺院に於いて用いられた天目山産のお茶碗。
現在の中国・浙江省にあった徳清窯で焼かれたものであるとされています。
特に最上級とされる「曜変天目」は、現在では全世界に龍光院・静嘉堂文庫・藤田美術館・MIHO MUSEUM[5]に伝えられている4点(ないしは3点)しか遺されていないとされ、前者3点は国宝、MIHO MUSEUMの1点は重要文化財に指定されているそうです。
龍光院(りょうこういん)
京都府京都市北区紫野にある臨済宗の寺院。臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭である。
国宝・重要文化財の建物や美術品を多数有するが観光を目的とした拝観は一切受け付けておらず、特別公開の類も行わない。いわゆる拝観謝絶の寺院。
静嘉堂文庫
●酒器の美に酔う
2018年4月24日(火)~6月17日(日)
特別出品】国宝「曜変天目」建窯 南宋時代(12~13世紀)
休館日:毎週月曜日(ただし4月30日は開館)、5月1日(火)
渋谷から田園都市線二子玉川駅下車
藤田美術館
大阪市都島区網島町にあり、東洋古美術を中心とした大阪府登録博物館。
MIHO MUSEUM
JR琵琶湖線 石山駅下車
以前、教室のバス旅で尾形乾山展で訪問したことのある美術館です。
桜の季節も評判です